FMトランスミッタ7号機‥フルデジタル機


今までの問題点を全て解決するトランスミッタがやっとできた‥長かった⊂⌒~⊃。Д。)⊃

セパレーション・歪率共に測定器代わりに使っているFPGA-FMレシーバーの限界まで行っているので詳細は‥?
とりあえずセパレーションは70dB以上 パイロット信号の位相を液晶パネル上で設定できるので
0.1度単位で微調整すると、時々90dB位行きます‥((((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
歪率はモノラル、ステレオ共0.003%位‥

‥でも一番良いのは温度が変化しても性能が殆ど変化しない点。それと配線さえ合っていれば誰が作っても
同じ性能が出る‥これは他に代えがたい。
アナログ補正だと、温度による特性変化をモロに受けて、10度温度が変わるとセパレーションが10dB変わるとか
ザラに発生したりします




全景 いつもの面構え。ただし今回は入力音声ボリュームを階層メニューに内蔵したので、個別に付けていません。
なので、ボタン配置が変わり、少し見た目は変わったかも
この2個のボタンと1つのロータリーエンコーダで階層メニューを作ったのでいろいろな設定項目の微調整が出来ます。
パイロット信号系だとの位相、振幅、L-Rサブ信号の振幅とか
音声リミッターだと3バンドリミッターと過変調防止リミッターのアタックタイム、リリースタイムとか‥ でも
簡易リミッターなので出来は_/ ̄|○ il||li
あとは入力信号の種類(アナログ音声、デジタルSPDIF)の選択、音量レベル、周波数調整‥など



内部 部品面に見えるICはSPDIFレシーバのPD0052と3端子レギュレータの7805のみ。 あとなんちゃって両面基板上に
大量に生えてるジャンパー線の山。SPDIF入力をケースの表面に付ければよかった_/ ̄|○ il||li 裏面だと出力端子と間違えて
アンテナを繋いでしまいそう



基板半田面 フラットパッケージいっぱい DSPIC4つも使ってやりたい放題




セパレーション特性。FPGA-FMレシーバーの限界まで行っているので1KHz以上では正確に測定できず。




全高調波歪率(THD)




L-chのみ1KHz入力。レシーバーのLch出力をモニターした結果




L-chのみ1KHz入力。レシーバーのRch出力をモニターした結果




音声無入力時


回路図(PDF版) 回路図(Bsch版)    1段目DSPソースコード 2段目DSPソースコード 3段目DSPソースコード 4段目DSPソースコード

まともに売れたときの事を考えて作った説明書⊂⌒~⊃。Д。)⊃  2013/05/21改定



うまく出来ずに七転八倒していた頃の顛末記はこちら



でも、機能を欲張りすぎたのか問題点も‥。
1.アナログ入力とデジタル入力を切り替えると、時々Lch音声とRch音声が入れ替わる。
2.デジタル入力時にサンプルレート(32k,44.1k,48k)が切り替わると時々Lch音声とRch音声が入れ替わる。
3.スプリアスが多い。76MHz〜80MHzに周波数を設定すると91MHz付近に-60dBcの不要輻射が出る。

1と2の問題点はDSPICのバクっぽいです。いろいろ対策しましたが‥⊂⌒~⊃。Д。)⊃
3の問題点は内部の250MHzPLL発信器の問題なので、250MHzの外部発振器を繋げは解決しますが‥
 250MHzの水晶発振器って売ってたっけ?



欲しい方は諭吉1.2枚で差し上げます‥詳細はメールにてご連絡の程を。
ある程度のデータは↑の説明書に載っているのでそちらを参考に‥









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訂正・変更履歴


2011.05.05   初版
2013.05.21   説明書追加
2013.07.02   販売終了?



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