庇? 下屋2号を作る


勝手口に作った庇だけでもずいぶん収納性が良くなりましたが。大きな物とか収納しようとすると、どうしても溢れ返ってしまいます。
なので、もう1つ庇のような物を作ろうという事になり、出来上がったのが↓
計画性の無さはここにも遺憾なく発揮され、いろいろな付随オプションがてんこ盛りになるといういつもの流れに‥⊂⌒~⊃。Д。)⊃



まずは敷地図平面図から‥今回は既設のキウイ棚をよける為、平面図上斜めの部分が出来ます。という事は‥屋根をどうしよう⊂⌒~⊃。Д。)⊃




柱の配置図は↓ なるべく広い空間を取れるように中央部の柱が無い構造にしています。‥が大丈夫か!?





柱を立てる候補地の1つに怪しい場所があったので地中埋設物を調べるため掘ってみる事に‥
そうしたらガス管とか下水管とか水道管とかetc‥つまり電気以外のすべてのライフラインが一気に出てきたという_/ ̄|○ il||li
どうしよう‥という訳で設計変更_/ ̄|○ il||li






柱を移動したら、何か脆弱に⊂⌒~⊃。Д。)⊃とりあえず作ってみて様子を見てみる事に。




最終的な足場管の総配置図(空から見た図)は↓ 強度は‥‥((((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル




今回も穴を掘った後遣り方をするといういつもの方法で(笑)
とりあえず30cm四方の穴を掘り、その後遣り方の杭を立てました




遣り方終了後の様子。糸同士がクロスする場所に柱が立ちます。




別の方角から‥手前に転がっている直角定規のような冶具で直角になるよう正確に糸を張っていきます。




鉄製角パイプ(60mm)を買ってきて切断+穴あけして、足場管が刺さる土台を作ります。




コンクリを打った後の図、今回は角パイプを支える物が何も無い(冶具を作らなかった)ので、コンクリは
超硬めに作って支えるという無謀な方法を取る事にしました。多分水セメント比は0.35位ではないかと‥
あまりにも硬すぎるので鏝で叩くだけでは空洞が埋まらずスカコンクリートになりそうなので
肩もみアンマ機をビニール袋に入れて押し付けたり(笑) 長靴で百烈蹴り(笑)をしたり‥
なので、所定の位置に柱が来ているか甚だ疑問です_/ ̄|○ il||li






柱とりあえず垂直だけは必ず出るようにして、位置はなるべく水糸のセンターに来るように努力するという
方法をとったので、↓のように上から見ると少しずれています。これを1本1本の柱すべて調べて、あとで
角パイプと足場管の隙間に入れる鉄板の詰め物の位置と厚さを変えることで、狙ったセンターに足場管が来るように
調整します。





角パイプの中にモルタルを詰めた後、水抜き用の穴を開けて、ローバルで塗装して錆び防止を最後に施します。




足場管を組んで骨組みを作った後の図‥足場管は幾らでもやり直しが出来、また1人で組み立てる事が出来るので
パイプの長さが足らない以外の問題は殆ど発生しません。木材だと間違えて穴を開けたり、間違って接合+接着すると_/ ̄|○ il||li
ただし、パイプ代とクランプ代を考えると、木材で作ったほうが安く済みますが






パイプを切り詰めて、所定の長さにします。




真横から見て、屋根の傾きにおかしなところが無いかチェック‥。おかしなところがある場合、レベルが
出ていない事になります




筋交いを追加‥当初柱を立てようと思った場所に建てられなかったため、どうしても強度不足になってしまいます。
それを補うために追加しましたが‥通路の上部をぎりぎり塞ぐように斜めに入れるしかなかったので_/ ̄|○ il||li




垂木を付けて、ポリカを張り始めました‥1日掛かって↓の所まで何とか終わったという_/ ̄|○ il||li




↑から1日後の写真‥明日の予報は雨‥屋根だけでも貼り終わらないと垂木が濡れて⊂⌒~⊃。Д。)⊃
なので朝7時から夜6時までぶっ通し‥






側面にも垂木を付けて、ポリカを張っていきます。






張り終えた後の図
これで、庇2号はほぼ完成しましたが、今回もオプションが‥。




ヤフオクでステンレスタンク550gが格安で出品されているのを発見。雨水タンクに流用できると考え
↓のように早々とゲットしてきました。このタンク‥元々は電気温水器の内臓タンクだったようです。




庇2号に雨とよを設置して




その間に雨水タンクの土台を作ります。満水時に全重量600kgにもなるのでコンクリの厚さは30cm 3分(D10)鉄筋
15cmメッシュを作り、タンクの足に相当する部分にはさらに直径10cm、深さ60cmの穴を掘ってパイル状の物を
作るという念の入れよう。 これなら地震でも倒壊しないでしょう‥多分




木枠でタンクの取り付け穴の型を取り‥




ボルトを付けたまま基礎の鉄筋と合体




施主による激しいチェック(笑)




コンクリを流し込んだ後の様子‥。今回は柔らかめ、水セメント比は0.58位




表面の水か引いた頃を見計らって、一度試してみたかった天端レベラーを投入。ヨーグルトのような流動性の高い
モルタルを流し込む事で自動的に平らになるという優れもの‥




コンクリが固まるまでの間に、あふれかえった雨水を流すオーバーフロー管の設置をします




既設の雨とよのパイプを切り、連結します。




砂を詰めて埋め戻し‥




蹴りをかまして踏み固めます。蹴力が半端無いのでパイプは上水道用の肉厚のあるVP50を使いました( ゚д゚)‥‥ポカン
下水道用の安いVU50パイプだと割れるかも‥‥((((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル




埋め戻して、砂利を敷いて‥パイプの繋ぎ目には塩ビ接着剤を塗り、連結していきます。




タンクを設置し、配管をします。 雨の降り始めは、屋根に溜まったゴミも一緒に流れてくるので
ゴミ交じりの水は別系統で下水に流し、きれいな水になったらタンクに流しこみ、さらにタンクがあふれ返ったら
下水に直接流す、オーバーフローの構造を取りました。‥なのでタンク周辺の配管がごちゃごちゃして分かりづらい状態に




タンク周辺配管詳細 
屋根から来た雨水はまず初期雨水タンクに溜まります。容量は5リットル程度しかないので、すぐパンクしてタンクに向かって水が流れ出します。
タンクの水がパンクすると↓の透明なパイプ連結部の最上部まで水かさが上がり、オーバーフロー管を通って直接下水に
水が流れ出します。
屋根の面積は雨が直接当たる部分のみで22m2あるので550gを満水にするには550/22=25mm雨が降ればよい事になります‥って
大雨が降ったら一瞬で溜まるじゃん⊂⌒~⊃。Д。)⊃




これで、雨水タンク付庇2号が完成しました。物は置けるし、雨水は貯められるし‥





TOPページ inserted by FC2 system