冨士薬品 FPPR-200で基板を作ってみる 作った基板にパターン作成→現像まで



まずはパターン作成から‥

PCBアートワークソフトを使ってパターンを作成していきます。今回PCBEを使ってみました。
作成物はAMステレオトランスミッタ5号機の試作品 正方形の枠が基板(10×10cm)の外形。右下のQFPのICは
今回初めて使うICのフットプリント確認用のパターンになっています。




レーザープリンタで印刷すると↓のようになります。
基板枠内の空きスペースが白く抜けているのは後述‥




今回はじめて使うIC (AD9859)を乗せて、ICの足とパターンが一致しているか確認します。
とりあえず大丈夫そう‥




照明にかざすと真っ黒に見えたトナーが透けて見えるのが分かります。所々まっ黒になっているのは
黒マジックで塗りつぶした為。黒マジックの威力絶大なのが分かります。




先ほどの白抜き部分を可能な限り黒マジックで真っ黒に塗りつぶします‥レーザープリンタで印刷した部分も含めて‥




左がトレーシングペーパー 右が普通のコピー用紙‥ コピー用紙のほうがインクのノリが良いのか
黒くなります。ただし光の通過量も減るので良し悪しですが



トレーシングペーパーとコピー用紙の2枚を重ねてマスクの威力を倍増させて見ます‥




以前作った感光基板‥たしか作ったのは2009年11月頃‥?? 1年3ヶ月保存後の状態です。‥なんとか使えそう




額縁(ガラス板使用)に入れて感光させます。




PCの部品(マザーボード)の空き箱を台にして、蛍光灯をセットします。空き箱の高さは32cm 蛍光灯は
ケミカルランプ(誘蛾灯?)の10Wを使用しています。
この状態で1時間 30分露光させます




露光後の状態‥。よく見るとうっすらとパターンらしきものが写っています。




現像の準備‥ 用意したのは温水(30℃位) と ただの水です。 温水の方には現像液を4倍
の濃さで溶かします。




ホットマットの上に置いているので保温できます。




現像液の原液‥10枚作ってもまだ1/5も使っていないので、1本で50枚(10×10cm基板)程度現像できます。







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